シッター先でのこと。

小学校低学年のAちゃんがおやつを食べていた時に、「耳の下が痛い」と言った。

飲み込んだ時なのか?、噛んだ時なのか?、どの辺りがどう痛いのか?、今はどうか?といろいろ聞いてみたところ、「今は痛くないけど、怖い 」 と教えてくれた。

「また痛くなったらどうしよう」

「耳の下が痛くなったのは初めて!」

「怖いよ~」( ; ; )

と今にも泣きそう。

「そっか~。怖いのかー」

「初めて耳の下が痛くなって怖いんだね」

「原因が分からないと怖いね」

「怖い気持ち一緒に感じるね」

「無理やり大丈夫って思わなくていいよ」

「だって今は怖いんだもんね」

Aちゃんは、「怖くてもいいの?」と私に聞いた。

「私はいいと思ってるよ〜」

そして、

「怖いよぉーーーーー!!!!😭😭😭」 って一緒に叫んだ。

私と一緒に怖い気持ちを感じられたみたい。

しばらくぬり絵をしていたら

「なんか怖い気持ちが薄くなった」

と言ってAちゃんに笑顔が戻ってきた。😊

またしばらくして、「あれ?もう怖くないし、痛くない」と言って、続きのお菓子を食べ出した。

「大丈夫だよ」って言って慰めてあげるのは簡単だけど、本人にとっては全く大丈夫じゃないんだよね、と思う。

気持ちが大丈夫かどうかは本人が決めることだなぁって。

今回、耳の下のことは私からは大丈夫なように見えたので、特に対応はせず様子を見たけど、

身体の症状と同時に心のケアも大切だなぁって思う。

こうやって、小さい頃から自分の感情に寄り添うやり方を身に付けておけば、この先どんなことが起こってもセルフでヒーリングできると思う。

勿論、人に頼ることも大切だと思うけど、感情の揺れ動きって日々あると思うから、私は子供たちに心がギュッとしたときにはこんな方法があるよって伝えたいなぁ😌