先日は、Aさんの『アートを使った心理カウンセリング』の4回目でした。
今回も素敵な素敵な時間をありがとうございました♥😌
こんなに優しい寄り添い方が自分にできると、内側の自分は大満足だろうし、本当に外側に何も求めなくていいんだなぁと思わせてもらった時間でした。
✨ ✨ ✨ ワーク の 内 容 ✨ ✨ ✨
最近のお話をお聞きしました。特に胸がざわつくような出来事がなければ無理に深掘りすることはせず、その時の流れでその状況に合ったワークを提供していきますが、(^-^)
Aさんは、ちょうど最近起こった身体がぎゅっとなる怖さを感じる出来事があったそうです。
その出来事が気になられていたので、そこから紐解いていくことにしました。
その時の怖かった感覚を思い出してもらい、粘土をこねながら感情をできるだけ粘土の方に移していってもらいました。自分と感情を切り離して俯瞰して観られるところにもっていってから、再度身体のこわばりを確認してもらうと、「怖さは少しあるものの肩の力が抜けた」、また「怖さとあの時の出来事は別なのだと感じた」と話してくださいました。
続けて、まだ残っている怖さを絵にしてもらいました。※Aさんは感情を絵にすることに慣れておられるので、ステップを踏まず進めていくことにしました。

すると、小さい頃の自分がみていた家の中の空気感がふと心に浮かんだそうです。
この「 ふと 」がとても大切なキーワードだと思っています。
小さい頃のことやその時にみていた家の印象などをお聞きしながら、私も「 ふと 」が沸いたので、今の大人のAさんと、小さい頃のAさんとがお隣に並んで一緒に絵を描いてみませんか?と提案しました。※Aさんはとても感覚が強い方できっとできるだろうという確信のもと。
Aさんは小さい頃の自分と一緒に猫の絵を描いてくださいました。家によく遊びに来るこの猫が大好きなのだそうです。

描き終えてAさんは、「自分一人で絵を描くと、いつもは人と比べて下手だなぁなどとダメ出しをしていた。でも小さい私にはとても優しい声かけができた。小さい私はそんな風に優しく寄り添ってもらえてとても嬉しかった。一人で描いたのに一緒に描いているみたいで、不思議だけど楽しくとてもいい時間でした。」と話してくださいました。
今の身体の感覚をお聞きしたところ、「最初のぎゅーっという固い感覚ではなく、力強い感じになっています。エネルギーは最初が半分だとしたら今は満タンに近いくらい。そして、最初に話していた怖いという感情は、悪いものじゃなかったんだなぁとも思いました。」と。
それって、怖い感情をなかったことにしようとするのとは真逆で、どんな感情もジャッジせず自分の中にあっていいのだとコントロールを手放した感覚(統合)だなぁと思いました。
Aさんは「何かもっと表現したい気がします。絵を描きたいです。」と言われました。(*´ー`*)
本来のAさんのエネルギーが自然と沸き上がっているのが感じられたので、『自分の本質・本来の自分』をテーマに絵を描いていただきました。
Aさんは手が勝手に動いたと、大きな箱の底面と蓋にもそれぞれ絵を描いてくださいました。


ものすごく力強いエネルギーと繊細な優しさを感じる絵でした。(*´ー`*)✨
自分に寄り添うことで本来のパワーを呼び覚ます一連のプロセスを見せていただいて、私にとっても大変意味のある充実した時間となりました。
Aさんからご感想をいただきました。
↓ ↓ ↓
『 最初に描いた絵は、小さい時の私の世界。
そして、それは私自身。
自分は、子どもなのに重くて、本当に重くて…
ずっとダメだと思ってた。
何でこうなの…と思ってた。
でも、それでいいと、今の自分が心から思うことが出来ました。
今まで感じることのなかった、小さい時の自分を隣に感じて、一緒に絵を描く。
自分の内側で会話する。
優しい声かけに、全身が喜ぶ。
自分に寄り添うってこういうことなのか〜。
絵を描きたい、描いた絵を見てもらいたい!と、ただただ描きたいように描いたあの時間。
そして、描いた絵を見せた瞬間、『すごーい、いいね!』の反応に、
『描いてよかった!見てもらえてうれしい!』と、心が満たされた。
ああ、この自分でいいんだという安堵感。これを求めていたのだ。
自分の周りが暖かくて、フワーっと軽くなる感じ。
この感覚を、ずっとずっと味わっていたい。
そう思えた4回目でした。』
この度は、本当にありがとうございました。
♥m(_ _)m♥
#アートを使った心理カウンセリング
#回を重ねるごとに感度が上がっていく
#自分への寄り添い方